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なぜ睡眠不足は肥満の敵なのか?
ダイエットを決心し、毎朝、起床と同時に体重を量る方が多いと思います。
少しでも体重減少を期待して体重計に乗り、その体重がその日の気分を左右したりもします。
実は、体重だけでダイエットの成功を確認するのはお薦めしたくはありませんが、
多くの方がそうしていると思います。
起床直後は睡眠中に私たちの体が筋肉を再調整し、各種ホルモンを分泌するなど、
エネルギー消費を通じて普通1kg程度またはそれ以上の体重が減ったりします。
その過程でエネルギーが必要なため、カロリー消耗が起き、体重が減少することになるのです。
それでは、睡眠中に消費されるエネルギーを消費できないため、睡眠不足が肥満に影響するのでしょうか?
それよりも、適正な睡眠時間を守らないとストレスホルモンのコティソールの分泌が増えて、
満腹感を与えるレプチンホルモンの分泌が減少し、食欲が大きく増加するからです。
このようなホルモンの影響による暴食の危険が増えるので、規則正しい睡眠をとることがダイエットに役立つと言えますね。
また、このようなホルモン量が増えるとともに、
血管の圧力が高まり高血圧などの心血管疾患にかかる可能性が高くなり、
健康にも悪影響を及ぼし、免疫系の作用が低下して人体はエネルギーを蓄えようとするようになり、
結局それによって体内の脂肪が増えることになります。
なので規則正しい睡眠習慣がダイエットに役立つということです。
忙しい現代生活の中での
ストレスとそれによる飲酒、喫煙など私たちの規則正しい生活習慣を妨げる要素が多いのも事実です。
しかし、私たちの体を大切に思って健康を維持するためには、
本人が規則的な生活習慣を身につけようとする努力が必要です。
眠る前に温かいお湯でシャワーを通じて新陳代謝を促進し、軽いストレッチで熟睡を誘導することをおすすめします。